通訳には様々な種類があり海外の言語のみに限りません。
ここでは司法通訳、手話通訳、点字通訳について紹介します。
外国人が事件に巻き込まれたり当事者になった場合、言葉の壁があると捜査にも人権擁護にも支障をきたします。
取調べ、弁護活動、裁判などの通訳が司法通訳者です。
仕事の内容は言語によりかなり異なります。
通訳者数が多い英語の場合には、警察内部にも通訳者がいるため、検察の取り調べや法廷での通訳が主な仕事になります。
司法通訳者は、日本の司法制度や法律について精通している必要があります。
また公平さを保つための集中力も必要です。
手話通訳は、音声言語・手話間、または異なる手話間(例えば国際手話と日本手話)を変換して通訳すること、
またはその行為をする人です。
手話通訳者には、公正な態度、さまざまなことを理解する知識および高い通訳技術が求められています。
業務独占資格ではありませんが、最近では、行政機関の窓口に設置する手話通訳者を募集するときに、
手話通訳士有資格を条件にしているところも増えてきています。
点字通訳は、視力障害のために本の文字が読めない人のために、書物の内容を理解してもらったり、
感動を味わってもらう為に点字に直す作業をするのが点字通訳者です。
点字の知識や点字に訳す技術はもちろん、より忠実に再現するよう時間をかけて取り込む努力と根気が必要です。
現在では、仕事というよりボランティアの部分も大きいようです。